けいおん!!10話『先生!』

ある日、むぎが偶然、男の人と口論しているさわちゃんを見つけた。その日の放課後、部室で気まずそうに電話をするさわちゃん。どうにもさわちゃんの行動が不審に思えた軽音部のメンバーが取った行動は―――



というところから始まる今回の話なんですが、いやぁ今回は我愛しのさわちゃんという事でわくわくしながら見てましたよ。けいおんでダントツで一番好きなキャラですからねぇ。
ええ。マイノリティなのは分かってますよ?ちなみに二番目に好きなのは二期から急上昇中のむぎです。まぁどーでもいいですよね〜


で、肝心の内容なんだけど、けいおん!!2期ではやたらに、高校生活、軽音部という場所は一時の楽園でしかないんだよ。という事を強調されてきてたけど、ある意味、その問題提起の回答がこの回にはあったように思えたんですよね。
最後にさわちゃんの飛び入りの演奏が始まった時、さわちゃんの高校時代の軽音部の光景がフラッシュバックするシーンがあるんですけど、あれってこの回だけ見ると、別に無くても問題は無いですよね。演奏シーン入れて、さわちゃんの本性バレちゃった。で終わらせてもたぶん、自然なんですよ。


そこにあの回想シーンを入れるのはメッセージなんじゃないかと、軽音部っていうのは昔から、今と同じような事をしていて、それがずっと続いていて、今の三年が卒業して、あずにゃん一人になっても、軽音部自体はきっと大丈夫だよ。軽音部という部は続くよと、それと、いずれ軽音部の部員では無くなるけど、進学してみんな離れ離れにはなるけど、それでも放課後ティータイムというバンドは無くならない大丈夫だよ。という事のメッセージなのかなと思えたんですよね。
ただ、そうなると、このメッセージは放課後ティータイムのメンバーにでは無く、視聴者に向けてのメッセージになるんですけどねw
まぁ、だから最後のシーン、部室の机に置いてある写真で、そのメッセージはメンバーにも伝わったのだと強引に解釈する事にしたw


今まである種希望の無い示唆ばかりに感じられてたんだけど、この回で初めて前向きな可能性を示してくれた気がします。だから、今までの問題提起の一つの回答だと思えたんですよね。
なんか、全体的に文章が意味不明&痛い事になってる気がするけど気にしない(あ


けいおんはドタバタの日常モノなのに、ちょっとした間の魅せ方とか、仕草表情を丁寧に描いているから、すごく想像の余地があって好きなんですよね。
あぁ、さわちゃん好きと言っておいて、さわちゃん回なのにさわちゃんの話を全然していない……