【アフタヌーン】おおきく振りかぶって【ひぐちアサ】

【あらすじ】
全国高等学校野球選手権埼玉大会の5回戦、美丞大狭山高校との対決で敗れた西浦高校。
落ち込む暇もなく次の大会へと歩みだし、チームとしての目標を決める事になったが―――


試合に敗れてはてさてという所から始まったんですけど、いやぁ面白い。おお振りの魅力というか凄いところは試合よりもむしろ練習とか日常の描写じゃないかとあらためて思いましたよ。試合してないのに見どころが多いのなんのって。
で、チームの目標を決める事になったんですけど、やっぱりチームで意思統一するのって難しいよなぁ。覚悟を決めたって、つい不安や弱気になっちゃうけど、それでもより高い目標で一致したのは三橋によるところが大きいよね。
西浦ナインの中ではやっぱり花井が好きだなぁ。いい意味でリアル。

あとは三橋と阿部がバッテリーとしてようやくスタートラインに立ったって感じかなぁ。
相変わらず挙動不審だけど確かに成長はしていて、三橋の見せた屈託の無い笑顔に思わず読んでるこっちも笑顔になってしまった。

今後もどうなっていくか、気になるところだ。楽しみにして次巻を待とう。

おおきく振りかぶって(15) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(15) (アフタヌーンKC)